長男と次男のダブル泣きでママは笑うしかない
当時は長男が3歳で、次男が産まれて、1ヶ月の里帰りが終わり、自宅に戻ってからのことです。
基本的に長男は次男が産まれてからも心配していた赤ちゃん返りもあまりなく、弟をいつも可愛がってくれていました。
弟が生まれるまではオムツがなかなか外れなくて、産後のトイレトレーニングを覚悟していましが、産まれてからはあっさりとオムツを卒業してくれ、トイレも自分で行けるようになり、食事や衣服の着脱など、自立してできることがかなり増えていき、次男のお世話に追われることが多かったので、長男にはかなり助けられていました。
そんな、長男もまだ3歳。ママにはやっぱり甘えたいし、できないこともまだまだあります。
夕方、疲れが溜まり、眠くなってきたときに長男のぐずりスイッチが突然入ります。
この頃から体力もついてきていて、昼寝をしなくなっていたので、毎日夕方に体力の限界がきていました。
一度ぐずりスイッチが入ってしまうと何を言っても聞く耳を持ってくれませんでした。
部屋中に散らかしたおもちゃの片付けをしないと片付けなかったおもちゃは全部捨てちゃうからね!と注意してもしばらくは、できないー!ムリだよー!手伝ってー!と大泣きしたり、おもちゃを乱暴に投げたり、私を叩いたり蹴ったり、それにつられて次男も泣き出して、次男は夕方の黄昏泣きも重なって、2人ともあやしても全然泣き止む気配がなく、私はお手上げ状態になってしまいただ苦笑いして2人を見ていました。
そんなときは、すぐ旦那に電話をして、困ってるアピールをしました。
どうしても仕事の帰りが遅くなってしまう旦那なので、少しでもその時の2人育児の大変さを知って欲しかったからです。
また、誰かに話せたことで私もいっぱいいっぱいだった気持ちが落ち着き、長男と次男に優しい気持ちで接することができたように思います。
長男には1人でなんでもできるようになってほしいという思いがあるので、片付けも手伝うことはせず、まずは見守ってみるというのが私のポリシーなので、ぐずって大泣きしていても、すぐには手伝いませんでした。
長男はしばらく泣いているとワァーとなった気持ちが落ち着いてくるのか、私の話を聞いてくれ、ゆっくりではありますが片付け始めてくれるようになります。
片付け始めたときはしばらく見守り、疲れて眠いことは分かっているので途中から一緒に片付けることにしています。
何かをするときは長男を先に構ってあげる方がいいとよく耳にしますが、実際2人同時に泣き出したときは、どっちを先にあやすべきか悩んでしまい、理想通りにはいかないことを痛感しました。
次男は泣き出すと、怒ったように顔を真っ赤にして顔面汗だくで泣くので、次男をほったらかしで長男だけに付き合うのは、なかなかできませんでした。
1年も経つと長男の体力がさらにつき、夕方にぐずることはほぼなくなりました。
次男は長男が泣いていると冷静にその様子を観察していて、一緒には泣きません。
2人同時に泣いていたのも今思えば一瞬の出来事だったなと今になれば思います。